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2006年新年登山 in 東京 奥多摩・御岳山 2006年1月14日(土) 当日集合したのは4名だけでした。というのも、前日夕方の天気予報で降雨確率は60%以上だたからだ。計画案内には「金曜日夕刊で50%以上なら決行」と記されていたため、多くの参加予定者が中止と判断されたのでした。 雨が降りそうな曇天の空を見上げながらも、鳩ノ巣駅を出発した。途中、寄り道をして御岳バットレスを見に行ったり、その周辺のキャンプ場を散策したりと、いつ降り出すかわからない天候なのに、我々一行先を急ぐこともなく余裕で大楢峠を目指した。因みにこの日南井さんはプラスチックブーツを履いておられ、雪ではない土道をこともなげに歩いていました。常にトレーニングを欠かさない意識の高さを感じました。 林道途中で昼食をとり、13時過ぎごろに見晴らしの良い大楢峠に到着した。そこには文字通り大楢の巨木が威風堂々と峠のど真ん中に聳え立っていた。 大楢峠を過ぎた辺りから、いよいよ雨が降りだしてきたと思いきや、一気に土砂降りとなり、一路御岳宿坊へと急いだ。雨に打たれ寡黙に歩く様は久し振りに合宿のようでした。そして、おそらく「温泉」の二文字が全員の頭の中を支配していた。 15時頃、ズブ濡れになって宿坊に到着した。宿坊の温かいおもてなしに、あたたかい温泉、美味しい食事とビール。言葉が見つからないほど、最高に気持ちよかった。 雨の中を歩いたこともすっかりよい思い出に変わっていた。ミニ新年会の楽しいひと時を過ごし宿坊をあとにした。10分ほど下るとケーブル駅があり、ガラガラのケーブルカーに乗り込んだ。ケーブルの次はバスで御岳駅に到着した。接続がとてもよい。悪天候のお陰で登山客はほとんどおらず、全ての乗り物はすいていた。帰りの電車の中も貸切り状態であり、車内で記念写真を撮り合い、楽しい新年登山を締めくくった。以上 大橋 隆平 |