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LOGAN1964 メンバー 離日される(隊長)グレアム教授宅で farewell party Kwansei Gakuin Univ. Canada Mt. Logan Expedition 1964 山岳部現役によるヒマラヤ処女峰登頂おめでとうございます。現役部員による 海外遠征は1964年のカナダ・ローガン峰遠征隊以来ではないかと思います。 当時、隊長を勤められたグレアム教授もライフワークとされていた翻訳出版事業がひとくぎりついたので、本年4月にカナダへ帰国されることになり、みんなで 集まれる機会も最後になるかと思い、3月21日に御影のグレアム先生宅に伺いました。 当日の参加者は浜松から遠路はるばるかけつけて下さった室田欣一、千田 一夫、小西啓右、新村岳男、今井拓雄、そして特別参加の 大島襄二 山岳部顧問。そしてグレアム先生ご夫妻(敬称略)の8名でした。(三戸田、大沼隊員は物故) 登頂以来44年ぶりでしたが、当時の事が昨日の事のように思い出され、グレアム先生宅で過ごした1ヶ月間の生活、アラスカ・ハイウェイでの自動車事故、蚊に悩まされた発掘調査、登山中のさまざまな苦難、遠征準備中の裏話、等で盛り上がり、あっという間に3時間が経過。名残り惜しい思いでグレアム先生宅を辞しました。
追伸 帰路、元隊員5名で話し合ったことですが、我々は当時、関西学院大学山岳部の代表として多くの皆様のお力添えにより、すばらしい成果をあげて帰ってきました。 全員60代になった今、あの素晴らしい体験を現役に伝え、山岳会の財産として継承して行くことを改めて申し合わせた次第です。 山岳部、山岳会の集いで改めてそのような機会を与えていただけるならば、これに勝るしあわせはありません。 (文責 今井拓雄) |